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トービン税アップデート2005年夏
トービン税ネットワーク(英国)
●G8での援助取り決めの失敗で、通貨取引税が今までになくタイムリーに
グレンイーグルズにおけるG8での世界のリーダー達の会議の結果、援助に追加500億ドルがつぎ込まれる年が2010年に遅らされた。「貧困を過去のも
のにしよう(Make Poverty
History)」キャンペーンの連合はこれに即時に反応してこう述べた。「(前略)援助が届くのが遅すぎる、しかも世界の最も貧しい国々の貧困を終わら
せるために必要な規模にはとても足りない。」
本当に慎ましい程度の援助増額を発表されても、それは世界中の何百万もの人々が期待していた歴史に残る成功には程遠い。もちろん、貧困を過去のものにす
るのに必要だと専門家の言う額からも程遠い。「貧困を克服しよう(Stamp Out
Poverty)」キャンペーンは一貫して、従来の方法では援助の増額が遅すぎると強く主張してきた。命を救うために、またこのままでは失われてしまうよ
りよい生活の機会を確保するために、通貨取引税のような新しい収入源を得る方法を今すぐ導入する必要がある。
このアップデート発行の後、来週には、G8サミットの結果を評価する特別声明文が発行される。ここでは公約された実際の援助増額について、また増額後も
残る実際に必要な資金とのギャップについて取り上げる。今度は、9月にニューヨークで開催される国連ミレニアム開発目標の会議に注目が向けられている。同
会議が、G8に続き開発のための支出額を増やす重要な機会となるからだ。
●緊急行動は?――あなたの地域の国会議員に印紙税を支持する署名をさ
せてください
文字通り「最新情報」なのだが、国会議員は今、国際援助の資金調達方法として、イギリスポンド通貨取引に対する印紙税の導入を求める動議に署名することが
できる。ローレライ・バート国会議員が7月5日に、時期尚早動議(EDM、Early Day
Motion。訳注:通常、審議される見込みのない議員動議の告示。問題への関心を高め、他の議員にEDMへの署名を呼びかける方法として用いられる)
500を提出したのだ。あなたの地域の国会議員にこの動議に署名するよう取り急ぎEメールを送ってもらえないだろうか? すばらしいインターネットのお陰
でこれは驚くほど素早く簡単な方法だ。EDMを読み、あなたの地域の国会議員が署名をしているか確認して、まだならば支持をするようEメールを出してほし
い。EDMを読むには以下をクリック。
http://www.stampoutpoverty.org/?lid=9961
(訳注:同EDMサイトに直接アクセスするには以下をクリック)
http://edmi.parliament.uk/EDMi/EDMDetails.aspx?EDMID=28736
●お礼:皆さんの圧力のお陰で私達は先に進むことができる
前回の私達の緊急行動の要請に応え、ゴードン・ブラウン英大蔵大臣に手紙を書いてくださった皆さんにお礼を申し上げたい。また、理事長、最高責任者、事
務局長の名前でゴードン大蔵大臣に手紙を書いてくださったトービン税ネットワークの加盟団体の皆さんにもお礼を申し上げたい。これらの圧力のお陰で、私達
は最近、英国国家財政委員会の最高レベルの高官と議論を持ち、建設的な関係を持つことができた。このキャンペーンで皆さんの役目を果たしてくださってあり
がとうございました!
●1年間の前進の結果、航空券税に突破口
昨年は、前代未聞、空前の勢いだった。そして今、航空券税が認められ、貧困との闘いに協力して取り組む国々がより一般的に課税という方法を利用する前例が
できた。このニュースを読むには以下をクリック。
http://www.stampoutpoverty.org/?lid=9970
●グラストンベリーフェスティバル2005で私達の存在を刻印
豪雨とぬかるみの川をものともせず「貧困を克服しよう」キャンペーン活動家達がこの世界的に名高いフェスティバルで彼らの名を上げた。このニュースと関
連写真を見るには以下をクリック。(訳注:グラストンベリーフェスティバルはイギリスで夏に開催される野外でのロックフェスティバル。)
http://www.stampoutpoverty.org/?lid=9954
「貧困を克服しよう」はトービン税ネットワークによるキャンペーンです。
(訳注:トービン税ネットワークは、イギリスの50以上のチャリティ団体・キャンペーン団体・宗教的奉仕活動団体・労働組合の連合。)
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原文:Update Summer 2005, Tobin Tax Network
http://www.stampoutpoverty.org/?lid=9951
「貧困を克服しよう(Stamp Out
Poverty)」キャンペーンのサポーターの皆さん
特別声明文
先週皆さんに、トービン税ネットワーク2005年夏アップデートをお送りした。この中で、今週中に、G8サミットにおいて約束された援助のうち実際に増
えた額について、評価をする特別声明文を皆さんにお送りすると述べた。以下の文章は、援助の増額についてのG8の公式声明に対する「貧困を過去のものにし
よう(Make Poverty
History)」キャンペーンの意見を引用したもので、これは「貧困を克服しよう」キャンペーンの評価を正確に表現してくれている。
「G8が約束した今後5年間のうちに増額される援助480億USドルの大部分は、すでに以前約束されたお金である。『貧困を過去のものにしよう』キャン
ペーンが計算したところによると、新たに約束されたお金はたった200億USドルである。またそのうちのいくらかは、新たな負担金としてではなく、将来の
援助予算から借りることによって調達される可能性が高い。この援助増額が命を救うことは間違いないし、『貧困を過去のものにしよう』キャンペーンの活動家
らはもちろん、このお金を確保するのに果たした自分達の役割を誇りに思っていい。しかしこの援助が5年後に届くというのでは時期が遅すぎるし、世界の最も
貧しい国々の貧困を終わらせるのに必要な援助の規模には程遠い。実質的には、約束された資金の多くは、最近すでに発表された援助を再度発表したものにすぎ
ない。この援助増額は一歩前進ではあるが、世界中の何百万もの人々が求めてきた歴史的な取り決めとはまったく言えない。今後5年間に貧困のために命を落と
すであろう5000万人の子ども達のほとんどにとって、G8のリーダー達が提供した内容はあまりに少なくあまりに遅い。私達は2010年までに、ただ貧し
いという理由で子どもが3.5秒に1人死んでいくという、すさまじい不公正を取り除くことはできないだろう。」
この評価から、緊急に、もっと大幅に増額された資金を調達する必要があることがよく分かるだろう。各国政府は彼らが受けた栄誉に満足している場合ではな
く、何が達成できたのか、そしてもっと重要なこととして、何をまだ達成しなくてはならないのかを正直に認める必要がある。世界の最も貧しい何百万もの人々
が貧困から抜け出せるようにするために、国連ミレニアム開発目標を達成しようとするならば、通貨取引税などの、開発のための革新的な資金調達源が、今まで
になく重要な意味を帯びてくる。
◎時期尚早動議(EDM)500についてのニュース
先週のアップデートの中で、私達は皆さんに、皆さんの地域の国会議員に連絡をして国際開発の資金調達のためのイギリスポンド通貨取引に対する印紙税に関
す
るEDM500に署名してもらってほしいとお願いした。(訳注:EDM=Early Day
Motion。通常、審議される見込みのない議員動議の告示。問題への関心を高め、他の議員にEDMへの署名を呼びかける方法として用いられる。)この件
で、2、3日の間に署名数を6名から40名近くに増やすことができたという、うれしいニュースをここに報告させていただく。以下に、EDM500の文章を
添付するので、まだの方は、私達のウェブサイトの次のページhttp://www.stampoutpoverty.org/?lid=9961
にアクセスし、画面の指示に沿って自分の地域の国会議員にぜひメッセージを送ってほしい。皆さんのEメールは効果を発揮しており、国会議員達は明らかに反
応を示している。だから、Eメールを送ってくれた皆さん、送ろうとしてくれている皆さんにお礼を申し上げたい。
◎「EDM500:国際開発の資金調達をするためのイギリスポンド通貨
取引に対する印紙税
この議会は毎日何千もの男性、女性、子どもが飢えと予防可能な疾病で亡くなっていることを深く憂慮している。貧困を根絶するための技術、専門的知識、資
源
を持っている時代にこのようなことが起きていることは容認できない。このためこの動議では、世界の最も貧しい人々にきれいな水、保健医療、教育を提供する
という国連ミレニアム開発目標を達成するために、毎年500億ドルの追加的な資金が必要だとする世界のリーダー達の要請を歓迎する。通貨取引に対する単純
な印紙税が技術的に実現可能であり、この資金調達の不足分を埋めるものであることをここに指摘する。このため、イギリス政府に対して、国際開発に使用する
ための追加的な収入を毎年30億ポンド生み出す0.005%という非常に小額の印紙税をイギリスポンドの通貨取引に課税することを求める。そしてイギリス
がG8とEU(欧州連合)の議長国となるというこの前例のない年に、何百万もの貧しい人々が貧困から抜け出すのを助けるこの新しく強力な収入源を作り上げ
るのに、イギリス政府が先導的な役割を果たすよう強く求める。」
最後に、「貧困を克服しよう」キャンペーンが7月2日(土)にエジンバラで「貧困を過去のものにしよう」集会に参加したときの記事と写真を以下で見るこ
と
ができる。
http://www.stampoutpoverty.org/?lid=9980
それではまた。
デービッド
*デービッド・ヒルマン(David Hillman);「貧困を克服しよう」キャンペーンのコーディネーター。
原文:7月16日付け tobin-europeメーリングリストより
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